今日は「所有のコスト」についてのお話です。
例えば、お金を払って資産を得たとしても出費はそこで終わりではなく、モノを保有している以上一定の費用がかかりますよ~ってことですね。
それでは、具体的な例を住居にフォーカスしてご説明します。
多くの人は、家やマンションはローンを組んで購入した方が
賃貸よりも得であるしいいと感じている場合が多いです。
家を所有すれば、価格の上昇による利益があるからです。
「何も残らないのになんで毎月何万も家賃につぎ込まなければならんのじゃー」っていう
主張をお持ちの方もあるかもしれません。
じゃあここで例えば、ちょっとした計算をすれば所有のコストについての
イメージが湧いてくるかと思います。
仮に、1億5000万円のマンションを購入し10年間保有するとしましょう。
この場合の所有のコストは?
まず、年間4%ずつマンションの価値が増加するとします。
この場合10年後の価値は2億2200万円。
ということは、10年後のマンションの売却益は7200万円になりますね?
これだけみればやっぱり、不動産は所有した方がいいねという
結論にいたります。
一方、マンションを購入せず資金を他の投資に回したら?
という機会損失での観点で話をします。
他の投資で、年間4%の利回りが見込めるとすると
1億5000万円が2億2200万円になり、両者の利益を比較すると
同じということになります。
所有のコストという観点から考えると、賃貸物件の方が
良い選択になります。
不動産を所有すると、固定資産税が発生します。
前述のケースで説明すると、マンションの評価額の約1.5%を支払うことになります
(米国の場合)
この場合、固定資産税は年間225万円。
さらにマンションの管理費や保険料、維持費などを合わせると
年間で800万円ほど所有のコストが発生します。
(大富豪の投資術著者の実績をベースにしている)
それでは、逆に住居を賃貸した場合にはどうなるのでしょうか?
賃貸市場が効率的であれば、賃貸のコストもおそらく同じくらいの
800万円になると考えるかもしれません。
ところが実際は、別の要因によって賃貸コストは購入の場合に比べて
もっと少なくなるのです。
(諸経費込みで45~50万円ほど)
ということは、賃貸した方が年間200万円安く済むことになり
10年あれば2000万円の節約になるのです!
車を保有する場合でも同じです。
保険料、ガソリン代、維持費、減価償却費など各種コストが
かかることを検討にいれて所有のコストを意識して、
所有しない場合と比べていくら差が出るかを計算してみてください^^
お金持ちになるには、普通の人が考えない所有のコストも頭に入れておくととっても良い感じですね(#^^#)
ちなみに私は、ローンでモノを購入するのは反対派です(笑)
それでは今日はここまで~
お読みいただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました!